店舗の仕事
WORKS OF SHOP
店舗の仕事
入社後、店舗ではどのような「日常」を過ごすのでしょうか。ここではある日、ある店舗の「新入社員」「マネージャー」「店長」の1日の流れを紹介します。なお、実店舗においては、営業時間や店舗の立地、業態によって働き方や時間帯は異なります。詳しくは、会社説明会にてご質問やご確認ください。
「新入社員のある1日の流れ」
新入社員は、店舗業務の基本であるオペレーションの習得を目指します。オペレーションは、主にカウンター・ホール業務とキッチン業務の2つです。店長や社員、トレーナー(新人トレーニングを担当できる認定パートナー)に就いて業務を学びます。業務はカリキュラムに沿って習得するので、日々の成長が実感できます。最初のステップでもある時間帯責任者には、半年ほどで到達できます。また、入社1年目は「新入社員研修」からスタートし、約3か月に1回の頻度で「フォローアップ研修」「トレーナー研修」などが開催されます。社会人の基礎知識はもちろん、リーダーシップや、トレーナーとしての役割・責務を学び実践していきます。
6:30|出勤 → 開店準備
配属された店舗へ出勤します。基本的には最初の1ヶ月間は店長から仕事を教わるため、早朝の時間帯に入ります。サンドイッチやブレンドコーヒーなどの仕込みをして、お客様をお迎えする準備をします。
7:00|開店 → モーニングタイム
開店です!オープン直後から来店されるお客様も多く、9時くらいまではモーニングタイムのピークです。カフェでのモーニングは、仕事前や学校前の貴重な時間です。気持ちの良い1日を過ごしていただけるように、笑顔でお迎えします。
10:00|休憩
モーニングのピークが終了したところで、休憩に入ります。朝ごはんを食べたり、ゆっくりとコーヒーを飲んだりします。
12:00|ランチタイム
ランチタイムの始まりです!最初のうちは、店長や先輩社員に見守られながら仕事を覚えていきます。注文を伺ったり、商品を提供をしたりと、徐々に調理やホール業務などを覚えていきます。基本的な動きのみであれば、1ヶ月程度でマスターすることができます。
14:00|仕込み&トレーニング
ランチタイムが終了したら、夕方に向けての仕込みや準備を行います。また、新入社員にとっては、新たな業務を習得するためのトレーニングの時間帯でもあります。初めての業務や不慣れな業務は、アイドルタイム(ピークタイム以外の時間帯)を活用して習得していきます。
15:00|退勤
「マネージャーのある1日の流れ」
マネージャーは、店長の補佐役として、時間帯責任者として店舗運営を行います。リーダーシップを発揮し、チームマネジメントをしながら滞りない運営を目指します。従業員教育もマネージャーの大きな仕事のひとつです。トレーニングプログラムに沿って、基本的にはマンツーマンでトレーニングを担当します。また、マネージャーは次期店長候補でもあります。店長の指導を受けながら、実際のビジネス(店舗運営)で成果を出せるよう、店長育成プログラムに沿ったストアマネジメントの手法を学びます。
12:00|出勤 → ランチタイム
閉店を担当するシフトでは、ランチタイム時に出勤します。ランチピークの状況や流れを素早く掴みつつ、ドリンクやフロアを担当します。フロアでは、満席時のお客様のご案内やテーブル拭き、ショーケース内の商品補充を行います。昼時は、多くのお客様の休憩が重なる時間帯です。商品の欠品をすることなく、スムーズにお客様を誘導することを大切にしています。
14:00|新人トレーニング
ランチタイム後のアイドルタイム(ピークタイム以外の時間帯)は、新人に対するトレーニングの時間帯です。個別の進捗確認を行い、トレーニングプログラムに沿った指導を行います。
15:00|休憩
ランチピーク後の休憩は、食事をしたり、コーヒーを飲んで癒されたりする時間です。タイミングが合えば、仲間との楽しいコミュニケーションタイムにもなります。
16:00|清掃&仕込み
閉店に向けて、徐々にコーヒーマシンやショーケースなどの機械の掃除を行います。他にも翌日のモーニングの仕込み、解凍品の準備などをします。
22:00|閉店
1日の営業の終了です。お客様が店内にいないことを確認し、店外にある看板や垂れ幕を店内へと撤去します。また、化粧室や喫煙ブースの清掃、フロアの掃き掃除なども行います。翌朝のスタッフが気持ちよく働けるように、しっかりと整理整頓と清掃をします。
23:00|退勤
「店長のある1日の流れ」
店長は、1店舗の経営者として、「ヒト」「モノ」「カネ」「情報」をマネジメントします。半年ごとに店舗ビジョンを設定し、月間毎に目標として細分化し、達成するためには何をすべきか、一つひとつの業務に落とし込みます。「ヒト」に関しては、従業員の採用・教育、最適なシフト作成や業務ポジショニングを行い、平均20名ほどの従業員をマネジメントしていきます。
「モノ」に関しては、売上予測から食材・備品の発注をコントロールしたり、定期的に機器のメンテナンスを行います。「カネ」に関しては、詳細な売上分析(月次、週次、日次、時間帯ごと)、原価や人件費のコントロールなどを行います。
「情報」に関しては、これら「ヒト」「モノ」「カネ」を正しく管理していくためにも、様々な角度から情報収集を行い的確な判断に繋げていきます。店長職のやりがいは、自分の理想とする店舗を実現するために与えられた裁量の大きさです。周辺地域のお客様にとって、欠かすことのできない、大切な存在となるお店づくりを目指します。
6:30|出勤 → 開店準備
開店に備えて、オープン30分前には出勤します。昨日の数値状況や閉店状況を確認し、問題が無いことを確認します。開店準備で欠かせないのは、看板商品でもあるコーヒーの試飲です。最高の一杯を提供するために、カップを温めるヒーターの状態や湯温、湯量、味などを確認します。
7:00|開店 → モーニングタイム
開店です!オープン直後から来店されるお客様も多く、9時くらいまではモーニングタイムのピークです。ここでは客数予測に基づいた開店準備(仕込み数など)が、店長の腕の見せ所です。来店されたお客様に気持ちの良い1日を過ごしていただけるよう、最高の雰囲気で店舗を運営していきます。
8:00|店内の点検&発注
モーニングタイムが落ち着いてきたところを見計らい、化粧室と入口付近の点検を行います。次々に来店されるお客様に対しては、いつも綺麗な店舗環境を提供します。発注は、翌日以降の客数予測に基づいて行います。欠品や過剰在庫にならないように、正確な予測が求められます。
10:00|休憩
モーニングのピークが終了したところで、順番に休憩に入ります。朝ごはんを食べたり、ゆっくりとコーヒーを飲んだりします。スタッフとのコミュニケーションの場にもなります。
12:00|ランチタイム
ランチタイムの始まりです!お客様にとっては、貴重な休憩時間です。商品の品質と提供時間に目を配り、スピーディーなオペレーションの指揮を取ります。また、新入社員や新人パートナーへの配慮も重要な視点です。業務の正確性の確認はもちろんですが、さりげない一言で心理的な面でのフォローやサポートを行います。
15:00|事務所でマネジメント業務
毎日のマネジメント業務の時間も、1店舗を経営するためには欠かせない時間です。店舗ビジョンや月間目標を基準に、スタッフやスーパーバイザー(SV)とのミーティング、計画の修正、シフト作成や棚卸しなどを行います。上司でもあるSVとは、店舗目標の進捗状況を確認し、今後の活動へのアドバイスを受けます。また、エリア内店舗(6~10店舗)とのシフト協力・調整についても相談します。店長や社員がきちんと休日を取得できるように、エリア内の店舗間でシフトを協力し合います。