社員インタビュー
INTERVIEWS
常に上を
目指して――。
会社も、自分自身も。
松山 和弘
カフェ・ド・クリエ事業部 部長
2003年入社
政治経済学部 政治学科卒
人々の日常的な空間を彩ることができるカフェの仕事に魅力を感じて入社。関西圏での店長やスーパーバイザーを経験した後、広報マーケティング課の立ち上げや人事部、営業統括部などさまざまな業務に携わり、キャリアの幅を広げる。現在は統括マネージャー業務のほか、『カフェ・ド・クリエ』業態との統合業務にも深く関わる。
自ら望んでトップにチャレンジ
入社時から当社で売上トップの店の店長をやりたいと思っていたので、『カフェ・ベローチェ 淀屋橋店』の店長のイスが空いたときはためらうことなく手を挙げました。臆する気持ちはまったくなかったです。とはいえ『カフェ・ベローチェ 淀屋橋店』はそれまでの店舗の3倍近い売上を誇り、アルバイトスタッフの数も50人以上。私にとって大きなチャレンジだったことは間違いありません。
大切にしたのはアルバイトスタッフと思いを共有し、心を一つにすることです。面談はもちろんのこと、普段のコミュニケーションを通じて「我々はコーヒーを提供するだけでなく、お客様に満足をお届けしているんだ」と伝えました。私のそうした思いが浸透するにつれて売上も伸びていき、トップの位置を保つことができました。
それとともに私の意識も変化。売上トップとしての存在感の大きさから、私の行動や考え方は自分の店舗だけでなく他の店舗、他のエリアにも影響を与えることを自覚するようになったのです。私自身も大きく成長できた体験でした。
常に一つ上のレイヤーを見ながら
その後スーパーバイザーや複数の本社部門を経て、現在はカフェ・ドクリエ事業部の部長として、東日本の店舗を束ねています。部長のミッションとは、会社の戦略を店舗に落とし込み、植え付けていくこと。統括マネージャへの指導を通じて、スーパーバイザーがまとめるエリア店舗の売上の最大化を図っていきます。コロナ禍も含め社会は常に変化しており、私たちの店舗はその影響を強く受けています。当然、先手を打って変化していかなくてはなりません。企業が成長する原動力は人材に尽きます。統括マネージャーが成長すればスーパーバイザーが成長し、スーパーバイザーが成長すれば店長が成長し、店長が成長すればアルバイトスタッフも成長していきます。そうした影響力の大きさこそ、部長としてのやりがいでしょう。
そして店長時代に他の店舗に与える影響を自覚するようになったと同様、スーパーバイザー時代には他のエリアへの影響を自覚し、今は会社全体に与える影響力について意識するようになりました。つまりその時点のポジションより一つ上のレイヤーへの貢献を考えてきたわけです。目線が上を向くから新しい目標が見つかり、越えていくべき課題も見つかる。そんな歩き方で成長を続けてきたと思います。
新たなシナジーを生み出したい
2022年に『カフェ・ド・クリエ』業態を取得したことに伴い、私はその統合業務にも関わることになりました。M&Aに携わるのはめったにない機会です。統合先への出向を命じられたときは「自分にしかやれないだろう」との自覚のもと、ワクワクしながら出向いたものでした。この統合業務においても、店長時代と基本は変わりません。『カフェ・ド・クリエ』全店を訪問して業態について理解するとともに、私たちの「珈琲文化の創造と発展を通して人を幸せにすること」との理念を共有してもらうためにコミュニケーションを続けました。業態が増えていくと、それぞれのブランドのよさを相互に吸収することによってシナジーを高め、さらなる魅力を生み出していくことにつながります。統合作業はまだ続いていきますが、この先の展開が非常に楽しみです。
『カフェ・ド・クリエ』との統合によって店舗数では業界5位となりました。もちろん規模の拡大が目的ではなく、あくまで当社の理念を社会に広げていくことが目的なのですが、その結果として業界トップのポジションを獲得できれば、こんなに喜ばしいことはないでしょう。
私自身は入社時から「将来は社長を目指す」と公言してきました。当社のさらなる成長と自分自身の成長をシンクロできる、そんな環境に深い喜びを感じています。
変革期こそ成長のとき
当社は今、大きな変革期を迎えています。さらなる成長のためにも人材育成には今まで以上に力を入れていく考えです。体系だったトレーニングプログラムと一人ひとりの働きぶりを評価する制度が構築されており、向上心を持って能動的に活動することでヒューマンスキルの向上も可能です。店舗のありたい姿を描き、自分自身の成長を信じて、前向きに挑戦できる方をお待ちしています。一緒に経営理念「珈琲文化の創造と発展を通して人を幸せにすること」の実現を目指しましょう。
一日の流れ
- 8:00
- 出勤。エリア内の店舗に直行し、現状や課題の把握に努めます。
- 10:00
- 本社にてスーパーバイザーと打ち合わせ。情報共有を行います。
- 11:00
- 店舗改築に伴い、ビルオーナーと折衝。
- 12:00
- スーパーバイザーとともに店舗訪問。施策がスムーズに反映されているか、ピークのランチタイムに確認。
- 13:00
- 近くの競合店へ、お客様としてランチを食べに行きます。次の施策につながるヒントが見つかることも。
- 14:00
- 新商品導入について、商品部、マーケティング部、経営戦略室等、他部署のメンバーと会議を行います。
- 16:00
- PL分析。業態全体の損益について数字で分析し、次月以降の施策に反映させていきます。
- 18:00
- 退社。人気のコンビニやデパ地下など、人のにぎわいのある施設にはつい立ち寄ってしまいます。